経営戦略は、自社が何者であるのかを把握して、どこで勝負するかを定めたものです。全社の事業構成・組織体制などに言及されていなければなりません。
経営戦略では、自社が何に経営資源を投下するかを明確にするとともに、何に経営資源を使わないかを明確にしなければなりません。何に経営資源を使わないかを明確にしておかないと、安易に幅広い分野に経営資源を投下することとなってしまいます。
幅広い分野に経営資源を投下するということは、個々の分野への経営資源の投下量は小さくなり、競争相手に対する相対的な経営資源の投下量が小さくなり、競争で負けてしまうことになりかねません。