発明手法からイノベーションを生み出す方法を考える

発明とイノベーション

イノベーションとは、なんでしょうか。ここでは、wikipediaを引用して、「新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革」と定義してみます。

発明とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものと定義されています。(特許法第2条第1項)。古くから発明を生み出す手法についての研究がなされてきました。

発明を生み出す手法を応用して、イノベーションを起こすことはできるでしょうか。

発明は、従来技術の上に成り立っています。まず問題の本質を捉え、適切な技術を組み合わせることにより、アイディアが浮かんできます。アイディアが妥当かどうかは、思考実験などによって確認することができます。組み合わせの際には定石が役に立つことが知られています。発明の定石として、TRIZという手法が用いられることがあります。

発明手法

発明手法

問題点をしっかりと見つめ、問題の本質を突き止め、さまざまな技術・人・ビジネスなどを組み合わせることなどによって、イノベーションが生み出されてきました。イノベーションも、既存の技術やアイデアの組み合わせであることがほとんどです。つまり、発明と同じように、既存のアイデアなどを組み合わせる力が重要です。個人では、知識や経験に限界があるため、多くの人とつながって様々な考えに触れることによって、イノベーションを生み出すことができるかもしれません。

イノベーション手法

イノベーション手法

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